成分

1gのジェルにダプソン USP 75mgを含有します。

薬理

ダプソンは抗炎症作用と抗菌作用の両方を持ちます。これらの作用の組み合わせがニキビ治療における有効性に寄与していると考えられます。抗炎症作用には、好中球ミエロペルオキシダーゼおよび好酸球ペルオキシダーゼ活性の抑制、次亜塩素酸の生成抑制、活性酸素の除去、好中球活性の抑制、化学遊走因子によるシグナル伝達の抑制が含まれます。抗菌作用はスルホンおよびスルホンアミド系薬と同様に、葉酸代謝経路のジヒドロプテロエート合成酵素を阻害することによって現れます。この作用は自ら葉酸を合成する微生物に有効です。試験管内試験では、*Propionibacterium acnes*を含むPropionibacterium属に対して活性が確認されています。

適応症

Dapgelは12歳以上の患者における尋常性ざ瘡（ニキビ）の外用治療に適応します。

用法および用量

顔を優しく洗い、乾かした後、Dapgelをえんどう豆大の量取り、顔全体に1日1回薄く塗布します。必要に応じて他の患部にも1日1回塗布します。やさしく完全にすり込みます。12週間使用しても改善が見られない場合は治療方針を再評価してください。経口、眼科、膣内使用は禁止されています。

禁忌

ダプソンに過敏症のある方には使用しないでください。

副作用

最も一般的な副作用（発生率0.9%以上）は、塗布部位の乾燥およびかゆみです。

注意および警告

- メトヘモグロビン血症: 発症例が報告されています。症状が現れた場合は使用を中止してください。

- 溶血: G6PD欠損患者では溶血を示唆する検査値の変化が認められる場合があります。

薬物相互作用

- トリメトプリム/スルファメトキサゾール(TMP/SMX)は、ダプソンおよびその代謝物の血中濃度を上昇させます。

- 過酸化ベンゾイルを同時に使用すると、一時的に皮膚が黄色または橙色に変色することがあります。

特定の患者群での使用

妊婦

妊娠カテゴリーC。妊婦を対象とした十分な試験は行われていません。母体への利益が胎児への危険性を上回る場合にのみ使用してください。

授乳婦

外用後の全身吸収は少ないものの、ダプソンは母乳中に移行することが知られています。授乳中の乳児に有害反応が起こる可能性があるため、母体への重要性を考慮し、授乳を中止するか薬剤を中止するかを判断してください。

小児

12歳未満の小児における安全性および有効性は確立されていません。

高齢者

65歳以上の被験者数が十分ではなく、若年者との反応差は明らかではありません。

保管

涼しく乾燥した場所に保管してください。子どもの手の届かない場所に置き、凍結しないでください。

包装

各箱には30gジェルチューブ1本、添付文書および使用説明書が含まれます。

製造元

ZISKA

PHARMA

Ziska Pharmaceuticals Ltd.

Kaliakair, Gazipur, バングラデシュ