成分

各錠剤には含まれる

チアミンモノニトレート（ビタミン B₁）USP 100 mg

ピリドキシン塩酸塩（ビタミン B₆）BP 200 mg

シアノコバラミン（ビタミン B₁₂）USP 200 mcg

各3 mlアンプルには含まれる

チアミン塩酸塩（ビタミン B₁）BP 100 mg

ピリドキシン塩酸塩（ビタミン B₆）BP 100 mg

シアノコバラミン（ビタミン B₁₂）BP 1 mg

薬理学

ニュービンはビタミン B₁（チアミン）、B₆（ピリドキシン）、B₁₂（シアノコバラミン）の組み合わせです。これらのビタミンは神経系の代謝において補酵素として重要な役割を果たします。したがって、この組み合わせは神経細胞の代謝を正常化します。ニュービンは代謝と自然修復機能を活性化することにより、神経線維およびミエリン鞘の再生をサポートします。この3種類のビタミンの組み合わせは、個々の成分よりも優れた効果を示します。さらに、B₁、B₆、B₁₂は体自身の修復機能を促進し、痛みの管理にも役立ちます。

適応症

ニュービンはビタミン B₁、B₆、B₁₂欠乏症の治療に適応されます。また、糖尿病性神経障害、坐骨神経痛、末梢神経痛、顔面神経痛、腰痛、肋間神経痛、筋肉痛、脊椎痛、視神経炎、三叉神経痛および心臓合併症の治療にも使用されます。

用法・用量

ニュービン錠：1日1～3錠、または医師の指示に従う。

ニュービン注射：この注射は筋肉内（深臀部筋）に投与するのが望ましいです。重症例では、急性症状が治まるまで1日1アンプル投与します。軽症例およびフォローアップ治療では、週に2～3アンプル投与します。

禁忌

レボドパ治療中の患者および製品成分に過敏症のある患者には使用しないでください。

副作用

一般的にはよく耐えられます。しかし、一部アレルギー反応が見られる場合があります。

注意事項

この組み合わせ（B₁、B₆、B₁₂）は、チアミン、コバルト、または成分のいずれかに過敏症がある場合は避けるべきです。シアノコバラミンは、脊髄亜急性変性症状を覆い隠す可能性があるため、正確な診断が確立される前には投与しないでください。また、血中濃度が上昇した視神経症に対しては、シアノコバラミンは適していません。

妊娠・授乳中の使用

妊娠：経口錠剤が推奨され、ベンジルアルコールを含むため注射製剤は推奨されません。

授乳：チアミン（B₁）が母乳に分泌されるかは不明ですが、授乳中は注意して服用可能です。B₆およびB₁₂は授乳中に影響はありません。

小児：ニュービンは小児にも投与可能です。

薬物相互作用

ピリドキシン（B₆）はレボドパの治療効果を減少させますが、ドパ脱炭酸酵素阻害薬と併用すれば発生しません。ネオマイシン、クロラムフェニコール、アミノサリチル酸およびヒスタミン H₂受容体拮抗薬はB₁₂の吸収を減少させる可能性があります。

過量投与

過量投与が確認された場合、治療は症状に応じた支持療法となります。

保管

ニュービン錠：30°C以下で保管してください。

ニュービン注射：25°C以下で保管してください。

光を避け、子供の手の届かない場所に保管してください。

包装

ニュービン錠：1箱に4x10錠のブリスターパック入り。

ニュービン注射：1箱に2x5アンプルのブリスターパック入り。

製造元

ZISKA

製薬

Ziska Pharmaceuticals Ltd.

Kaliakair, Gazipur, バングラデシュ